ニューイヤーコンサート 能登半島地震

 2024年は、元日の能登半島地震で、ヴィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ニューイヤー・コンサートの放送が6日になった。それでも、NHKニューイヤー・オペラコンサートは予定通りだった。

 ヴィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ニューイヤー・コンサートは、クリスティアン・ティーレマンが登場、極上のひと時だった。今年から、ベルリン国立歌劇場音楽監督に就任、ベルリンでの活躍が期待される。

 NHKニューイヤーオペラコンサートは、オペラの場面を重視した構成で、バロック・オペラ、ヘンデル「ジュリオ・チェーザレ(ジュリアス・シーザー)」に始まり、モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」フィナーレ、ヘンデル オラトリオ「メサイア」からハレルヤ・コーラスで締めくくった。見ものは、ロシア・オペラの名作、ムソルグスキー「ボリス・ゴドノフ」から戴冠式の場、ボリスのモノローグだった。幼いディミトリー皇子を殺害して、ロシア皇帝になったボリス、皇子を殺して帝位についたボリスが、自らの罪に苦しむ姿を描いていた。

 ただ、2024年も抽選形式によるもので、従来通り、有料チケットを前売りして、来場できるようにしてほしかった。まだ、コロナだろうか。

 新年を迎えた矢先、能登半島地震が起こり、多くの犠牲者が出た。クラシック音楽の世界でも、被災者に義援金を送るための募金が活発化している。改めて、被災者の方々にお見舞い申し上げると共に、亡くなられた方々のご冥福もお祈りしたい。