ヘルベルト・ブロムシュテット シューベルト 交響曲第3番 D.200

 ヘルベルト・ブロムシュテット、シューベルト、交響曲第3番、D.200。ドレースデン・シュターツカペレとの演奏。サヴァリッシュ、デイヴィスと聴き、ブロムシュテットの演奏を聴く。

 第1楽章。序奏をじっくり聴かせた後、主部に入ると、活気溢れる演奏になる。若きシューベルトの才気、古典的な闊達さが融合している。第2楽章。しっとり歌い上げている。音楽が自然に流れている。第3楽章。メヌエットと言うより、レントラー舞曲である。レントラー舞曲の要素が、ブルックナーの交響曲に受け継がれている。ここでも、自然な音楽が息づいている。トリオも主部と同じテンポで演奏している。ここが、サヴァリッシュ、デイヴィスとは違う。第4楽章。推進力、迫力が素晴らしい。シューベルトの才気が光る。イタリア風の明るさとドイツの重厚さが見事に調和している。

 ブロムシュテットは今年96歳、いまだに現役として活躍している。最近、椅子に座って指揮するようになったとはいえ、音楽家としての活力は衰えていない。いつまで、現役として続くだろうか。