ピエール・アンタイ バッハ フランス組曲 第3番 BWV814 

 ピエール・アンタイによるバッハ、フランス組曲、第3番、BWV814。フランス人らしい優雅さが伝わってくる。バッハはフランスの典雅さ、優雅さに惹かれていたことがわかる。

 アルマンドでの歌心の深さ。クーラントの闊達さの中に潜む深い歌。サラバンドのモノローグのような深み。イギリス風ガヴォット、アングレース。これもじっくり聴かせる。メヌエット。歌と踊りが調和している。トリオでも歌が素晴らしい。メヌエットに戻ると、装飾音を入れた変奏になっている。ジーグ。イタリア風ジーガで、しっかりとまとめ上げた演奏で、歌も失われていない。

 これだけ味わい深いバッハ演奏はないだろう。アンタイによるクープラン、ラモーといったフランス・バロック音楽の名作を聴いてみたい。オランダ・バッハ協会によるバッハ全曲演奏のYou Tube動画は一聴の価値がある演奏が目白押しである。ご一聴いただきたい。

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コメント: 2
  • #1

    三浦 美彦 (火曜日, 06 7月 2021 22:23)

    素晴らしい
    フランス人好みの憂いさの表現
    も含め
    十分に楽しませてくれます
    チェンバロの魅力を改めて感じました
    しばし幸せな気分にさせていただき
    有難うございます

  • #2

    畑山千恵子 (水曜日, 07 7月 2021 20:39)

    ありがとうございました。オランダ・バッハ協会のYou Tube配信は聴き応えあるものばかりですので、ご一聴いただけると嬉しく思います。