ルシア・スヴァ―ツ バッハ 無伴奏チェロ組曲 第1番 BWV1007

 ルシア・スヴァ―ツによるバッハ、無伴奏チェロ組曲、第1番、BWV1007。オランダ・バッハ協会による。前奏曲から一音一音、真摯な姿勢が伝わってくる。アルマンドの荘重さと歌心。クーラントでも歌心が見事である。サラバンドでは深々とした歌が聴こえ、深遠な世界が広がっていく。メヌエット1での生き生きとした歌と音楽、2での深々とした歌の対比が素晴らしい。ジーグでの闊達さ。歌も十分。

 オランダ・バッハ協会がYou Tubeでバッハの作品をインターネット配信して、多くの聴き手を掴んでいる。演奏者には佐藤俊介の他、鈴木秀美、鈴木優人もいて、聴き応えあるバッハ演奏を聴かせている。スヴァーツの第1番も名演の一つだろう。素晴らしいバッハ、無伴奏チェロ組曲の演奏の一つとして評価したい。