佐藤俊介 オランダ・バッハ協会管弦楽団 バッハ 管弦楽組曲 第1番 BWV1066

 佐藤俊介がオランダ・バッハ協会管弦楽団を指揮したバッハ、管弦楽組曲、第1番を聴く。序曲のはつらつさ、どっしりした重厚感。クーラントの軽快さと歌心の調和。ガヴォット主部1での軽やかさ。歌も十分である。トリオに当たる2も歌が溢れている。フォルラーヌの軽やかさには歌心が調和する。メヌエット1での軽やかさと典雅さ、気品、歌が一体化している。2では静かにじっくりと歌う。ブーレ1の推進力と歌の調和。2は短調になるものの、歌が素晴らしい。それが1に戻ると、コントラストが際立つ。バスピエ1も典雅さと歌が素晴らしい。2も典雅さと歌を引き継いでいる。

 佐藤はヴァイオリン、指揮も兼ね、全体をしっかりとまとめている。日本での活躍も期待する。

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コメント: 1
  • #1

    たまより (金曜日, 28 5月 2021 23:41)

    日本で佐藤氏のバッハのコンサートがあれば是非行きたいです!